地図の特許の波に乗る

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のんびりしている間にあれよあれよと平均株価が下がってしまいました。円高も進んでしまっているし、イラク自衛隊の本隊が乗り込むところだし、年度末で機関投資家が売りまくっているようだし、で、じっと我慢の時なんでしょうか。


とはいえ2月2日。昼過ぎにYahoo!のニュースを眺めていたら、「6兆円市場に特許論争」という記事。
特許といえば、青色発光ダイオードを開発した個人が、働いていたメーカーから発明の対価として200億円をもらえるという判決が出たばかりで、注目度が高い。
こちらのほうの内容は、従来からある紙の地図を電子化する技術に関する特許を、勝手に国土地理院だとか地図会社が使っているから使用料を払えというもの。
紙に書かれている線をデータ化する作業というのは、実は私もやったことがあるのだけれど、これが大変な作業で。そんな大きな地図ではなくて、ちょっとしたものなんだけど、直線だったらその角のところをピッピッピッと指示してやる方法で、この指示するのがとてもたくさんある。ましてや、大きな地図ともなると、とてもこのような点を拾っていく方法では無理なのだ。そこで、私はやったことがないのだけれど、大きな会社では、スキャナで読み取った地図画像になんらかの処理を加えて線のデータに変換させてるはずなのだ。だとしても、これは実は難しい処理で、紙の地図では線がかすれていたり切れていたりする部分をデータにするときに補完してやる必要がある。
そのへんのところを、この特許ではうまいことしているんだと思う。
んで、その特許を持っているのが、記事によると現在は「丸石デジタル」というところ。「丸石デジタル」で検索をかけてみると、おお、「丸石自転車」という上場企業の子会社だというのがすぐわかった。
丸石自転車という会社は、わたしでも買える株価の安いところで、ときおり値上がり率ランキングにも名を連ねているところでもあるから、けっこう注目していた。
すぐに現在の株価を調べてみると、記事が掲載されてからまだ時間が経っていなかったせいか、すこしだけしか値上がりしていない。よし、チャンスだ、ということで、1株44円の時に、1単位(1000株)だけ買った。
支出:44円×1000株+手数料800円+消費税40円 = 4万4840円
するとみるみる上がっていって、その日(2月2日)の終値は49円までになった。
このままさらにぐんぐん上がってしまうんだろうかと期待した次の日、53円で始まって、いったん54円まで上がってから下がり始めてしまった。うーん、もう上がらないんだなぁと諦めて、結局51円のときに売りました。
収入:51円×1000株−手数料800円−消費税40円 = 5万0160円
しめて、5320円のプラスとなりました。
めでたしめでたしだけど、もうちょっと買わなきゃなぁ。せっかくのチャンスなのに1000株だけじゃ、手数料にかなりの割合を持っていかれちゃう。とはいえ、手持ちの資金もないし……。つらいところである。
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