松井証券が手数料ゼロのコースを追加

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今日は僕のようなビンボウ人にとってうれしいニュースが入った。
松井証券が手数料ゼロのコースを用意するようだ。
ニュース記事によると、今年の4月から、松井証券で、1日の売買金額の合計が10万円以内の個人投資家の売買委託手数料を期間限定でゼロにする、というもの。
松井証券の料金体系は、取引1回あたりいくら、というものではなくて、1日の売買代金の合計が○○円以内であれば、何回取引しても□□円、という形になっている。(例外があってあわせて100単位を超えるとそれ以降1単位ごとに20円かかる。ビンボウ人には関係ないが……)
以前は、300万円までが3000円、600万円までで6000円…となっていた。ここに、10万円まで無料、というのが加わるわけだ。
期間限定については、今年いっぱい無料で、それ以後は500円になるというもの。ただし、新規に口座開設した人は最低6ヶ月間無料となる。
初めて株をやる人にはとてもいい制度だと思う。
ただちょっと極端なところがある。
まず、10万円以下となると買える株が限られてくる。たとえば日産自動車(今日の終値1226円・100株単位)は無理だ。ソニーもNTTもトヨタも10万円以下では買えない。この日記でおなじみのエッジなら余裕で買える。選択肢が少ないのは残念だ。
また、初めて株をやろうとする人は、どの株が10万円以下で買えるのかっていうのがわかりづらい。
それに、うっかり10万円を超えてしまったら、手数料無料が一気に3000円になってしまうのは困りものだ。
無料と3000円の間がほしいところだ。個人的には50万円以下で1000円とかね、それぐらいが妥当かなと思う。もっと安いにこしたことはないが。
まあ、無料というインパクトで話題づくりの側面があるんでしょうね。そして、実際、それに成功している。今日の松井証券の株価は大きく跳ね上がって、終値が前日比プラス405円のストップ高3030円となった。
さて、私はどうしよう。松井証券に口座を作ろうかな。10万円以下の株は松井で買って、ちょっと高いのは他の証券会社で、というように使い分けるのがいいかもしれない。4月の中旬からだから、それまでに他の証券会社の動きを見る必要があるだろう。これに対抗して手数料の値下げをしてくれるところもあるかもしれないから。
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