株主優待にフラフラ part2

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というわけで、1月13日に、一番近い株主優待がもらえる会社はどこかな、と探して見つけたのが「ダイドードリンコ」。言わずもがなのコーヒーやジュースなどの飲料を販売している会社ですな。CMでもよく見ます「DyDo」ですが、なぜ「ドリンコ」?
ともかく、株主優待の中身は、3000円分の自社製品の詰め合わせ。いいですねぇ。私は面倒くさがり屋なので、家まで届けてくれて、それで完結というのがいい。同時に配当金も1株あたり30円もらえるようです。
株価は2780円で100株単位なので、28万円ぐらいで権利が得られて、配当金は3000円。株主優待も含めれば6000円相当がもらえることになりそう。
締め切りはいつかなぁ、とよくよく調べてみたら、決算日が1月20日。決算日の5営業日前が締め切り(権利最終日)なので、カレンダーを見て確かめると1月14日、つまり次の日だということに気がついた。1日しかないのかぁ、まずいなぁ、というのが第一印象である。
なぜ、まずいのか。
そりゃあ、誰もが配当金や株主優待をもらえるなら、もらっておきたいに決まっています。そうすると、これらの権利を獲得するために、その最終日に向かって株が買われていって、株価が上昇していくのである。そして、配当金がもらえなくなる日(権利落ち日)になると、株を買おうという人が少なくなるし、高くなった株価で売ってしまおうという人がいることで、大きく株価が下がることが普通なのだ。
だから、配当金や株主優待が欲しいために、その直前で株を買うのは、避けたほうがいい。
と、判っていながら、私は「ダイドードリンコ」の株を買ってしまったのだ。
1月14日午前9時。株価2790円で100株を。
支出:2790円×100株+手数料400円+消費税20円 = 27万9420円
予定ではこうだった。
まず、朝早いうちに買っておく。この日は配当金がもらえる最終日だから、おそらく駆け込みで株を買おうとする人が来て、株価が上がっていくだろうと予想した。次の日になってしまうと株価が下がってしまうはずだから、ぎりぎりまで持っていて、午後3時のちょっと前に売ってしまおうという予定。つまり、私は配当金や株主優待はもらわずに、株価で儲けるだけにしようという算段なのだ。
もし、株価がそれほど上がらなかったら、そのまま持っていて、株主優待を獲得してもいいかという気分でいた。
そして、株価は……、2790円を一度も上回ることがなく、この日が終わってしまった。もっと売買が活発になるのかな、と思っていたのだけれど、動きはとても少なかったなぁ。いつでも株価が上がっていける状況なのだけれど、大口の買いが入ることが結局なかった。あまり注目されてないんだなぁ、という状況にちょっと落胆。
売るに売れず、せっかく買ったんだから、この際、株主優待を受けてしまおうということで、持っていることにしました。
しかししかし、やっぱり株価は下がってしまった。
次の日、15日には、100円安の2690円。その次の日には、2630円の終値。あっというまに1万6000円の損失状態になってしまった。うーむ。
わかってはいたものの、こういうことになってしまって、やっぱり株主優待とか配当金とかの誘惑に負けてしまった状態である。フラフラと誘われてしまって、最終日に買ってしまったのが今回の敗因である。
しかたない。長い目で見よう。チャートを見る限りでは、5ヶ月ほどで元に戻るんじゃないかという予想がたった。5ヶ月も持っておくのか。長いなぁ。はぁ〜。


エッジ株がまだ上がり続けている。そろそろ折り返し地点が近いようなので、見逃さないように、折り返し地点で売り逃げなくてはならない。
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