株主優待にフラフラ part1

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株をはじめてから、もうすぐ3ヶ月が過ぎようとしている。私が使っている「エイチエス証券」では口座開設から3ヶ月間は売買手数料が半額(800円→400円)となっているので、あわてるようにアチコチの株に手を出してみたものの、もうすぐ元に戻ってしまうので、もう少し落ち着いて取引したいなぁと思ったりする。「イートレード」のほうが安くなるから、そっちの証券会社に乗り換えようかなとも思っている。


3月末は年度末なので、株の世界も忙しいようだ。
一番大きいのは、なんといっても配当金と株主優待だろう。


会社は、この1年間にどれだけ利益を上げたかを計算して発表する。また、次の1年間にどれだけの利益が出るかを予想して発表するところもある。
そして株主には、その利益の一部からお礼という意味も込めて、持っている株の数に応じて、お金を分配する。
だいたい3月末が多いようだけれど、会社によっては12月末だったりするし、3月末と9月末の2回に分けたりする会社もある。
配当金はいったいどのくらいもらえるのだろうか?
日本株の代表選手「トヨタ自動車」の去年の場合、
 1株あたり年36円(3月末20円、9月末16円)
となっていた。1株の株価がだいたい3600円ぐらいだから、1年間で1%の利子がもらえるんだと考えるといいだろう。銀行の利子と比べれば断然に良いことがわかる。
しかし、トヨタの配当金はけっこうもらえるほうだと思う。利益をあげていない(赤字の)会社の株を持っていても配当金はもらえないのだ。


配当金はもちろん、さらに株主優待制度を導入している会社もある。
電車の会社なら無料乗車券とか、デパートだったら商品券とか割引券とか、メーカーだったらその会社が作っている製品とかがもらえたりする。


これらの配当金や株主優待を受けるためには、ある決まった日付に株を持っていればその資格が得られるようになっている。それは、ずばり、決算日の5営業日前までに買っておく、ということだ。
3月31日が決算日でその日が金曜日の場合は、31、30、29、28とたどって3月27日が5営業日前になるから、遅くても27日に株を買っておき、28日になるまでその株を持っていればいい。途中に土日が入った場合は2日ずれるので、3月25日までになる。


私としては、せっかく株の売買を始めたわけだから、こういうのも経験しておきたいと思うわけですよ。
(つづく)
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