わけわからない独特の用語

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株に関するニュース記事などを読んでいると、しょうちゅう出くわすのが独特の用語や言い回し。なんであんなにたくさんあるんでしょうねぇ。
この日記でも「ストップ高」とか「約定」とか使ってしまってますけど、ああいうのは説明なしでは、一般人にとっては何のことだかまったくわからない。庶民が株に手を出すのをためらうひとつの要因になっているのは間違いないようですね。
わからない言葉があると、野村證券証券用語解説集で調べてるんですが、それにしてもたくさんあるものです。
こういう独特の言い回しが増える原因については、株が外界とは閉ざされた世界であるからだと思う。他の多くの大衆に向けて発するものではなくて、仲間内だけで通じればいいというような、狭い世界になっているのだ。よく不良グループなんかが「スケ」だの「サツ」だのと言っているのに似ている。株というものが、世間一般には開かれずに、特定の人たちの中で培われたものだという証拠だろう。
たとえば、


材料出尽くし感が強まり、上値が重い展開となり軟調に推移した。日経平均は100日移動平均を下回り、テクニカル面で調整の長期化を示唆している。
こういうのを読んでいると、おーいしっかりしろぉーっ、まだ傷は浅いぞ、と書いた人に言いたくなる。
「上値が重い」ってなんだ、女性上位で重かったのかな。ああ、だから「軟調」で勃たなかったのね、なんて勘違いする人も出てくるぞ。テクニックにも問題がありそうだ、なんて。
もっとわかりやすい言葉で書いてもらわないと、庶民は寄り付かないよなぁ。むしろ、庶民には株を手を出すなという拒絶する姿勢のあらわれなのかもしれない。
株の記事を書く人は、そこらへんのところを改善してほしいと思う。
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