株を買う気持ち

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株というものに興味を持って、自分もはじめてみようと思ったところまでは、前回の日記で書いたところである。
ところで、株については悪いイメージがある。
これは、ドラマなどの影響だと思われるのだが、株というのは大金持ちのパイプくわえてるようなヒゲづらのおっさんが、社長室のようなところで、黒い大きな椅子にふんぞり返って座りながら、「○○電器を5000だ」とか、「よし、××商事を全部売ってしまえ」とかを電話で話しながらやっているようなイメージがあって、さらに、株価が暴落してしまって、借金を背負って途方にくれた挙句に、首つって死んでしまうような、そんな悪いイメージがある。
まあ、そこまで極端じゃなくても、ついこの間まで、株というものは500万円とか1000万円単位で売買する、庶民には手の届かないものだと思っていた。
ところがこの頃はそうでもないらしい。
株は基本的に20歳以上であれば、誰でも買えるらしいし、安い株なら数万円ぐらいで買えるらしい。(らしい、らしい、と言っているのは、まだ実は私がよくわかっていないから)
それに、なにも借金してまで株をやることはない。貯金してあるお金のうちの一部を、どうせ貯金していても利子もつかないんだからという気分で、株を買っておいて、あわよくば少しでも増えればいいじゃないか、という気持ちで臨めばいいわけだ。
一時期、競馬にはまっていた頃があって、毎週競馬新聞を見ては、どの馬がいいかなどと考えていた時があった。競馬の場合は平均すると約75%の還元率になってしまうことは確率的にほぼ間違いない。1レースで何倍にもなることもあるけれど、ほとんどの場合は0円である。
それにくらべれば、株なんて、良くて3倍、悪くて半分、というぐらいのものだろう(素人目の予想)。それに、長い目で見れば、トントンなのではないかという気がする。(甘い考えか?)
競馬ですってしまったお金がいくらになるか計算したことはないけれど、おそらく数十万にはなっていることだろう。競馬で外れたら何も戻ってこないけれど、株は売れば安くなっているかもしれないが、多少は戻ってくるのである。ある意味保険付きみたいなところがある。
まあ、そんなわけで、それほど抵抗感はないわけである。
株を買うにあたっての決意というか、自分への戒めとしては、
1.絶対に借金はしない。
2.投資額を増やさない。
3.過信せずに安全に。
というとりあえず3点を胆において臨みたい。
しょせん趣味として始めるわけなのでね。
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